スレート屋根とは？

スレート屋根には天然スレートと化粧スレートがあり、天然スレートは岩を薄くスライスして作られています。重量もあり価格も高いので、一般住宅ではほとんど見られません。

なので日本の住宅でスレート屋根とはこの化粧スレートを指すことがほとんどです。

化粧スレートはセメントに繊維を混ぜて加工された屋根材です。カラーベストやコロニアルといった商品名で呼ばれることもあります。とてもメジャーな屋根材で、たくさんのお家で使われています。

スレートにも種類があり、平板スレートや厚型スレート、波型スレートと分けられます。

メンテナンスは必要？

スレート屋根はメンテナンスが必要な屋根材です。

スレート屋根は塗装しなくてもよいという意見もあります。それはスレートなどの屋根材は野地板と防水シートを保護する役割で、塗装したからといって雨漏りが起きないとも限らないからです。

ですが、例えば冬場はスレート屋根に染み込んだ水が凍結膨張して、ひび割れを起こしてしまうこともあります。塗装によって防水性を高め、屋根材の寿命を延ばしてあげることも必要だと考えます。

また屋根板金*も10年に1度はメンテナンスが必要なので、一緒に塗装をして釘の抜けがないかなどのチェックもします。屋根は常に雨風にさらされるので、コケや藻も生えやすいです。そういった際は建物の美観のための屋根塗装をおすすめします。

*屋根板金とは？

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