タンクあり?タンクなし?結局どっち?
2026/07/28
目次
2026年8月3日、TOTOから発売される「ピュアレストEX」をご存知ですか?
タンク付きトイレなのですが、デザインがとってもオシャレなんです。
写真を掲載できないのが残念・・・TOTOさんの公式サイトをご覧ください。
↑どんなデザインか見られましたか?
とてもすっきりとコンパクトに纏まったデザインに加え、コロンとしたタンクの形状も素敵ですよね。
もちろん、デザインだけでなく、TOTO独自の「トルネード洗浄」や汚れをつきにくくする「セフィオンテクト」加工を施すなど、掃除のしやすさにも十分配慮されています。
一方で、タンクレスの人気も年々上がってきています。
今回は、タンク"あり"と"なし"のトイレのメリットとデメリットについてお伝えしたいと思います😊
"タンクレス"っていつから流行り始めたの?
ショッピングモールや飲食店のお手洗いでは主流であったタンクレストイレですが、一体いつから家庭用のトイレとしても人気になったのでしょうか。
タンクレストイレが一番最初に誕生したのは、1993年4月にTOTOから発売された「ネオレストEX」でした。
(ちなみに、1988年に「便器でない便器をつくれ」というコンセプトで"THE BENKI"プロジェクトがTOTOで始動されたそうです。38年前とは思えないネーミングセンスが素敵。)
その後、2001年にINAX(現LIXIL)から「トイレを応接間にする」をコンセプトに生まれた「サティス」が発売されました。
ネオレストは国内外累計400万台を突破、サティスも100万台を突破し、"タンクレス"の人気はまだまだ高まっているようです。
ちなみに、4年前にリフォームした我が家は"タンクあり"を選びました。
"タンクレス"の弱点
私も、見た目だけで選べば、迷わず"タンクレス"でした。ただ一つ気になったこと。
それは、「水圧によって流れにくい場合がある」でした。
タンクありはタンクに溜まった水の水圧によって流されるため、水が溜まってさえいれば問題ないのですが、タンクレスは水道の水圧をそのまま利用するため、ある程度の水圧が必要です。
日頃から友人をたくさん呼んだり、お披露目の機会が多いお家であれば、すっきりしたデザインで洗練された印象を与えてくれるタンクレスを検討していたと思いますが、年に数回した友人を招かない(友人が少ない)我が家は、この水圧への不安を理由に、一片の迷いなく"タンクあり"に決めました。
ただ、各メーカーでも改良が重ねられており、水道からの水圧の影響を受けにくい仕組みがつくられていますし、ブースター(加圧装置)付きのタンクレストイレなどもあります。
私も、今なら"タンクレス"を選んでいたかなと思います🤔
その他には、電気で水を流しているタンクレスは停電時に流せなくなるというデメリットもあります。
ここで余談ですが、半年ほど前にPanasonicの展示会に行った際、全自動おそうじトイレ「アラウーノS160」を見せていただきました。(こんなおトイレです)
もちろん、その名の通り、全自動おそうじ機能もすごかったのですが、このトイレは電池で排水することができます。
ここで目からウロコだったのが、その電池が9V角形アルカリ乾電池だったこと。
その理由が、「昨今、9V角形アルカリ乾電池を日常的に使う機会は減っており、災害などで電池を購入する人が殺到した場合でも、9V角形アルカリ乾電池なら売れ残っている可能性があるため、このタイプの電池を敢えて採用した」ということでした。
ここまで考えて仕様を決められているということにとても感動し、後のことは覚えていません。
(量販店さん、どうか需要が減っているからと9V角形アルカリ乾電池を取り扱うことをやめないでください👏)
...と、たっぷり話が逸れましたが、纏めると、
・安定した排水を行うためには水道からの水圧が重要となる
・停電時に排水できなくなる
・製品価格が高い(タンクありと比べて10~50万程度高くなる)
上記が、タンクレストイレを選ぶに当たって知っておきたい主なポイントです。
"タンクレス"の強点
一方で、タンクレスだからこそのメリットもあります。
まずは、トイレのドアを開けたときに感じる"すっきり空間"。
自宅の狭い(とは限りませんが)トイレ空間では、タンクのある/ないは大きな違いになります。
コンパクトに収まったトイレは、一人きりの個室としてリラックスできる場所にしてくれます。(INAXの「トイレを応接間にする」に大納得)
また、掃除がしやすいのも"タンクあり"にはないところ。(ややこしい)
確かに、タンクのある/なしに関わらず、"お掃除簡単"はどのメーカーでも改良されている重要ポイント。
最近は、"お掃除簡単"の象徴とも言える(?)、"浮いてるトイレ"として、TOTOの「レストパルF」やLIXILの「フロートトイレ」も注目されています。
リルシアにも、トイレを浮かせたお客様がいらっしゃいますよ。(浮くトイレってこんな感じ)
また、前述した通り、タンクレスは十分な水圧が必要な一方で、水道水圧で流すため節水になります。
具体的には、タンクありに必要な水量が約4.8〜8リットルなのに対して、タンクなしは約3〜4.8リットル程度。
製品価格はやや高いものの、日々の節水については大きなメリットですよね。
タンクレスのメリットを纏めると、こんな感じです。
・すっきりコンパクトに纏まった形で空間を広く見せることができる
・掃除が楽ちん
・節水ができる
流行りに惑わされない選択
TOTOの「ピュアレストEX」が発売されるように、タンクありトイレも変わらず進化を続けています。
だからこそ、流行り廃りではなく、「日常生活に何を求めるか」がより大切になると思います。
すべての室内空間に拘り、家事を楽にしたいならタンクレス。
トラブルの可能性を減らして安心して過ごしたいならタンクあり。
そのように、それぞれの特徴を捉えたうえで判断する必要があります。
とはいえ、トイレに限らず、お風呂もキッチンも進化が止まらないですね。
性能は上がり、便利な機能は増え、製品名は複雑になっていく・・・
そのように、たくさんの選択肢が与えられているからこそ正しい情報をキャッチして、自分たちの現状の生活スタイルと照らし合わせながら吟味していきたいですね✨
「高齢の家族のためにトイレを使いやすくしたい」
「子どもが汚しても簡単に掃除できるようにしたい」
など、ご要望をお聞かせいただきましたら最適なご提案をさせていただきますので、いつでもRIRSIAにご相談ください👍


