予算も工期もコンパクトに、心地よさはしっかりと

ご結婚を機に新居として選ばれた、築年数の経ったマンション。限られたご予算とご入居までの短い期間の中で、「できる限り気持ちよく暮らせる状態に整えたい」とご相談をいただきました。いくつかのご希望がある中で、補助金も上手に活用しながら、できるだけご予算を据え置きでプランを組み立てていくことになりました。

旦那様が社宅にお住まいで、退去期限が決まっていたわけではないものの、社宅と新居の二重家賃はできるだけ避けたいご状況でした。そのため、できる限り早くご入居できるよう、工期約3週間というタイトなスケジュールでのリフォーム計画となりました。さらに、工事直前まで前の家主様が住まわれていたこともあり、現地調査の時間はごくわずか。解体して初めて分かる部分も多い中で、工程の組み立てと現場対応のスピードが求められる案件でした。しかし、新婚生活のスタートを彩るお部屋。できる限りお客様のご希望を実現するため、限られた予算と時間で、どこまで手を入れるかの優先順位を一緒に整理しながら進めていきました。