心地よい収納とインテリアの4つのトレンド

「片づけが心のケアにつながる」という考え方は近年広がりつつあります。
ただ心理的な効果だけでなく、住宅設計の観点からも、使う場所に必要な収納を配置する“生活動線の最適化”は欠かせません。

例えば、洗面所や脱衣所に家族分の小物収納を設けることで、散らかりやすさを抑制できます。心理面の「スッキリ感」と同時に、実際の暮らしやすさも格段に上がります。

収納棚を置くようなスペースもないときはオシャレな籠などを買って並べていました！

インテリアとしてお部屋のアクセントにもなって素敵ですよ♪

限られた住空間を有効活用するために、収納機能を備えた家具の需要も年々高まっています。
ベッド下収納や壁面一体型シェルフなどはもちろん、最近では生活スタイルや家族構成の変化に合わせて組み替えができるモジュール式の収納も人気！

リフォーム計画の際にも「可動棚をどこまで設けるか」「造作収納と既製家具のバランス」などを検討することで、将来にわたって柔軟な住まいが実現できます。

私はとにかく「隠したい」派なので、炊飯器や電子レンジなどキッチン周りの電気機器はすべて隠れる造作収納にしました！

一見、とってもスッキリしたキッチンに見えるのでめちゃくちゃおすすめです。（一見ですよ）

収納やインテリアの素材選びも大きなテーマです。
竹やリサイクル木材といった環境配慮型の素材が注目される一方で、耐久性とメンテナンス性を兼ね備えていることが重要。

湿気に強い建材や、傷が目立ちにくい表面仕上げを採用することで、日常的な手入れが楽になり、長く美しい状態を維持できます。
とはいえ、意外とコストがかかるんですよね・・・

私の自宅では、「8割が“お値段以上”か“ブルー＆イエロー”の家具を採用して、残り2割をこだわろう！」と夫と相談したところ、お互いパソコンデスクとチェアが唯一のこだわり家具でした(笑)

新築やリフォームでは「すべて新しいものにしたい！」と考えがちですが、あえてヴィンテージ家具を活用するスタイルも人気です。
古い木製キャビネットやチェストを取り入れると、収納力だけでなく空間に温かみや奥行きが生まれます。

プロのリフォームでも「既存の建具や家具を生かすリユース設計」が重視されており、新旧のバランスを整えることが空間デザインの質を高める要素になっています。

私もリフォーム時、リビングに繋がる扉だけは既存のまま塗り替えだけしていただきました。

質の高いものは無理に新しくしてしまうより耐久性が高い場合もあるので、そこはプロの目で実際に見てもらうのが一番ですね！