屋根板金について【住宅用語集その②】
2022.04.19
・屋根板金ってなに?
屋根板金とは、屋根板のつなぎ目などを覆っている金属板のことです。屋根板のつなぎ目から雨水や風、虫や小動物などが浸入しないようにするためのものです。
最近はガルバリウム鋼板がよく使われていますが、ステンレスやトタンなども使われています。屋根板金には「棟板金」「谷板金」「水切り板金」などの種類があり、屋根の様々な場所に設置されています。
スレート屋根や金属屋根、瓦屋根の場合でも屋根板金は使われています。粘土系の瓦屋根など塗装が必要ない屋根でも、この屋根板金部分はメンテナンスが必要です。
・メンテナンスについて
釘抜け
屋根の板金で最も気をつけなければならないのが、釘抜けです。屋根は最も直射日光が当たる部分です。板金は釘で固定されていますが、築8年~10年ほどで熱膨張によって釘が少しずつ抜けてきてしまいます。
釘が抜けたまま放置すると板金が浮いてきて雨漏りの原因になったり、台風など強い風により板金が飛んで行ってしまうこともあります。板金は2mくらいあるので、物や人に当たってしまうと大変です。
サビ
最近はガルバリウム鋼板の屋根板金が主流なので、サビにくくなっています。ただ、全くサビないわけではないので定期的な塗装工事は必要です。
サビが発生してしまうと、板金の耐久性がなくなっていってしまいます。
・火災保険で対応できる可能性も
例えば台風や強風によって板金が飛んでいってしまった場合、ご加入の火災保険の内容によっては保険を使って修理できる場合もあります。ぜひ風災被害の補償もセットになっているか確認してみてください。
保険を使って屋根の修理をする場合は、屋根修理費用と足場設置費用が請求できるので、一緒に外壁塗装もしてしまうととってもお得です。
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