防水工事、大事です!
2023.09.25
防水工事とは、お家にとってとても重要な工事です。
お家の内部に水の侵入を防ぐ工事で、主にベランダで行われます。
屋上(陸屋根)があるお家はその部分も防水工事が行われます。
防水工事も塗装工事と同様に耐用年数があるので、定期的にメンテナンスが必要です。
工法にもよりますが、耐用年数は大体10年~15年ほどとなります。
防水工事の種類
ウレタン防水
現在最もよく採用されているのがウレタン防水です。液状のウレタン樹脂を何層も塗り重ねて施工します。コストパフォーマンスもよく、複雑なつくりの場所でも継ぎ目がなく仕上がります。
FRP防水
FRPとは繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)の略で、ガラス繊維などの強化剤で補強されたプラスチックという意味です。ポリエステル樹脂を塗り、FRPシートを貼りつけて防水用ポリエステル樹脂を染み込ませて硬化させるといった流れです。軽量で耐久性もあります。
アスファルト防水
アスファルトシート(合成繊維のシートに液状に溶かしたアスファルトを染み込またもの)を下地に熱で密着させます。ビルやマンション、ショッピングセンターの屋上などでよく採用されています。施工の際ににおいや煙が発生する場合もあるので、周辺への注意が必要です。
塩ビシート防水
塩化ビニルで作られたシートを貼って施工します。そのため、シートの貼りにくい複雑なつくりには不向きです。アパートやマンションの共用廊下や階段によく使われます。
密着工法と絶縁工法
密着工法は下地に密着させる、スタンダードな工法です。工期も短く、コストパフォーマンスも優れています。
ただし、下地の状態が悪いとひび割れや膨れが発生しやすくなるので不向きです。
絶縁工法は下地と防水層を密着させずに通気層を作る工法です。脱気筒で通気層の水蒸気が排出されます。
下地にひび割れがあったり、水分を含んでいたり、下地の状態が悪くても施工できます。
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防水工事といってもさまざまな方法があり、お家に適した防水工事で施工する必要があります。
リルシアでは最適な方法をご提案させていただきます。
また、雨漏りや水漏れなど緊急時も速やかに対応いたしますのでご相談ください。
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