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庇ってどこ?【住宅用語集その⑤】

2023.05.26

庇とは?

庇(ひさし)とは、窓や玄関、勝手口などに設置されている小さい屋根のことです。

雨よけや日よけの役割があります。小雨くらいなら窓を開けていても室内に入ってくるのを防いでくれます。そのため「霧除け」と呼ばれる場合もあります。

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軒天ってなに?【住宅用語集その①】
屋根板金について【住宅用語集その②】
破風・鼻隠しとは?【住宅用語集その③】
笠木(かさぎ)とは?【住宅用語集その④】

メンテナンス方法は?

庇の外側の部分は金属製が多くみられます。最近はガルバリウム鋼板が多いですが、ステンレスや銅板の場合もあります。

屋根と同様に紫外線や雨風が直接当たるので劣化しやすく、定期的なメンテナンスが必須です。

基本的なメンテナンス方法は塗装です。屋根や外壁と一緒に塗装することがほとんどです。

①ケレンで古い塗膜や汚れを落とします
②錆止め塗料で下塗りします
③上塗り1回目(中塗り)です。
④上塗り2回目(上塗り)で完了です。

庇自体が傷んでしまっている場合は、下地の木材や表面の板金を加工して修理します。

釘やビスで固定されている場合は、抜けていないか、緩んでいないかの点検も必要です。

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